手指衛生専用タオルはなぜ開発されたのか?
手指衛生が未来を変える
秋から冬へ季節が変わるこの時期は様々なウイルスが猛威を振るう季節でもあります。新型コロナウイルスも第三波が来たのではないかと連日ニュースで取り上げられるほど感染者数は増加しています。
今回は、弊社代表取締役社長「田畑裕生」へエチケットタオルの開発経緯についてお話を伺いました。
アルコールだけの消毒に疑問を感じた
田畑代表取締役社長(以下、田畑様):新型コロナウイルス感染拡大が比較的少なかった2020年3月頃から手指衛生専用タオルの開発に着手してきました。おしぼりレンタル業で培った経験をもとに、何か我々が出来ることがあるのではないか?と考えていました。
そんな中、たまたま病院に行った際に看護師の方がご自身の手をアルコール消毒しているのを見た際に、手が綺麗な状態でアルコール消毒をしないと正しい手指衛生ではないのでは?と疑問を感じました。
清潔なタオルで手のひらの汚れを落とした後にアルコール消毒を行うことが正しい手指衛生ではないのかと感じたのです。
科学的根拠が示された
田畑様:会社に帰り、すぐに科学的根拠を取る為に約60人から様々な場面での検体を取りました。その結果、清潔なタオルでアルコール消毒をすることが一番手を綺麗に出来る結果になりました。手が汚れた状態でアルコール消毒をすると、手のひらの細かな隙間に汚れが溜まることも分かりました。
適度な危機感を持ってほしい
田畑様:新型コロナウイルス感染拡大に伴い我々も生活も大きく変わりました。テレワークや飲食店でのデリバリーなどが急速に進んできています。しかし、人と接触をしないことや外食をしないということが無くなる訳でないと考えています。
時間が経つにつれて人々から危機感が薄れているように感じます。適度な危機感を持ってもらうためにエチケットタオルを感染症予防のツールとして使用していただきたいです。
コロナの萬栄を防ぐ為に
田畑様:我々の得意先である飲食店に安心して食べに来ていただけるように、人が出入りする場所にもっとエチケットタオルを配置していきたいと考えています。常に手指衛生を意識していく生活環境を我々で作り上げていきたいと考えています。
最後にひとこと。
毎日ニュースでは新型コロナウイルス感染者数の発表がされています。医療従事者の方は今も懸命に感染者の方の治療を行っています。
医療従事者を守る為にも、感染症予防の意識を高めていくことと、根本的な手指衛生対策をしっかりと行うことが大切です。
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